ゲーミングPCを買いたいけど、どんなものが良いのか全然わからない…
CPUとかコア数とか専門用語多すぎるよ
安心してください!
私がPC初心者にもわかりやすくCPUを解説して、どんなCPUがあなたにオススメなのか一緒に考えましょう!
当記事では、初心者にもわかりやすくゲーミングPCのCPUの重要性や選び方、オススメのCPUなどを解説します。
また、CPUの性能をチェックする方法が知りたい方や今あるCPUの性能アップをしたい方は目次から目的の場所まで飛べます!
ゲーミングPCで高性能CPUが絶対に欠かせない理由3選
ゲーミングPCの性能を見るときに重要視されるのはCPU、GPU(グラフィックボード)、メモリこの3つです。ゲーミングPCの性能はこの3つのバランスで決まると言ってもいいです。
この3つの中では「CPU」にお金をかけて高性能にするのがオススメです。そして、できる限り最新のCPUを選びましょう。理由は最新モデルのほうが安くて高性能であり、古いモデルも極端な値下がりはしないからです。
- GPU(グラフィックボード)とは?
-
ゲーム用途のPCに積まれる部品で、主にモニターに映像を映したり、画像や動画の処理をするパーツ。 グラボと呼ばれることもある。
- メモリとは?
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RAM(Random Access Memory)のことをいいます。CPUの処理の際に使われる作業領域のことでメモリが多いとパソコンの動作が軽くなる(サクサク動く)。
グラボ?ってやつが重要って聞いた気がするけど…
違うんですか?
初めての購入や長く使う上で部品交換を最小限に済ませたいならCPUを高性能にしたほうがいいです!
理由は以下の通りです
- CPUの性能が低いと他のパーツまで性能が落ちる
- 他のパーツに比べるとCPU交換はお金がかかる
- CPU交換は難易度が高い
CPUはパソコンの「頭脳」にあたるパーツです。ここが悪いと全体的に足を引っ張ってしまいます。
CPUの性能が低いと他のパーツまで性能が落ちる
CPUの性能が低いと他のパーツまで性能が落ちます。
正確には他のパーツはCPUのせいで本来の力を出せないと言ったほうが正しいです。これはボトルネックと言われる現象です。
ボトルネックとは物事がうまく行っていないときの直接、最大の原因です。
どれだけ大量の水があっても口の広さによって流れる水の量が決まるように、ゲーミングPCの場合だとGPUは高性能で仕事ができるのにCPUが処理しきれず結果が出ていないことをボトルネックといいます。
CPU交換は他のパーツに比べてお金がかかる
CPUの交換は他のパーツに比べるとお金が余分にかかります。なぜなら、CPU単体での交換はできないからです。
CPUはマザーボードと言われる基盤に取り付けされています。
マザーボードとはその名のとおりパソコンの母体となる基盤でGPUやメモリ、パソコンに関する部品はすべてこのマザーボードに接続されています。
そして、CPUを交換するときはマザーボードもセットで交換しなければいけません。メモリの規格が合わなければメモリも新しく購入する必要があります。
色々交換する必要があるなら最初から少しいい性能のCPUを選んだほうが無難です。
厳密には、マザーボードを交換しなくても互換性のあるCPUなら交換は可能。しかし、互換性のあるCPUとは8,9世代。10,11世代など翌年のモデルまで。
CPU交換を1年単位で行う人は、あまりいないと思うので現実的ではない。
CPU交換は難易度が高い
CPU交換は初心者には難易度が少し高いです。経験者でもCPU交換は面倒なので嫌という人もたくさんいます。
もちろん初心者でも正しいやり方を調べて、準備をしっかりと行えばCPU交換はできます。
しかし、そういう下調べや準備を怠ると最悪パソコンは壊れます。壊れたら余分にお金がかかるので注意しましょう。
そこで、初心者にオススメしたいのは最初から高性能のCPUを選択してGPU(グラフィックボード)を交換することです。
GPUの交換はコンセントのように抜き差しだけで簡単に行なえます。万が一、問題が起きたときの原因が突き止めやすいです。
なるほど!
CPUが最初から高性能なら色々と手間やお金がかからないってことですね
そういうことです!それに、CPUが高性能だと新しいGPUともボトルネックが起きにくいので安心ですね!
他の部品は簡単に交換や追加ができるので、ゲーミングPCではCPUを重視したほうがいいです!
CPUをわかりやすく解説!ゲーム用ならここを見ろ!
PCの性能はゲームの快適さや成績に大きく関わります。PCの性能が低いとゲームがカクついたり、最悪動かないなんてことも…
特に、CPUはパソコンの中心パーツなので予算を多めにかけると全体的にスペックが向上します。
そもそもCPUってどんな部品なんですか?
CPUはパソコンのすべての処理に関わってくる部品です!
この部品の良し悪しでパソコンの性能を判断します。
Central Processing Unitの頭文字をとってCPUと呼ばれている。日本語では中央処理装置とも呼ばれており、人間の「頭脳」に例えられることが多い。
CPUはよく人間の頭脳に例えることが多い部品です。
私達が水を飲むとき、頭の中では”喉が乾いた”→”水が飲みたい”→”自動販売機で水を買う”このような処理が行われています。
パソコンも同じで全ての行動を、頭脳である「CPU」で一度処理してから行動に移ります。
ゲーミングPCでよく聞くコア数やスレッド数、クロック数をわかりやすく解説!
ゲーミングPCを見比べているときに「4コア8スレッド」や「4.0GHz」などの数字を見かけたことがありませんか?
当たり前のように書いてあって、よくわからないけど見たことある!という人が多いと思います。
なんとなく数字が大きいほうが良いのかなと思っています
…間違いではありませんが
わかりやすく1つずつ解説していきます
当記事では、わかりやすく噛み砕いて説明するのでもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事がオススメです。
コア数とは処理装置の数
コア数とは、CPUの殻の中に入っている処理装置の数のことです。
わかりやすく例えると会社(CPUの殻)で仕事をする人の数(コア数)。
CPUは与えられた命令をコアで処理します。昔のCPUはコアは1つしか無く、複数の作業を上手く処理することが出来ませんでした。
しかし、現在はマルチコア(CPUの中にコアを複数入れる)でたくさんの処理を行えるようになっています。
そのため、コア数が多い=CPUの性能が高い このように考えることが出来ます。
スレッド数とはコアが同時にできる仕事の数
スレッド数とは、1つのコアが同時にこなせる仕事の数のことです。
これまでは、コアに余力があったとしても2つの仕事を同時にさせるとどちらも上手くいかず、1コアでは1つの仕事(スレッド)しか出来ませんでした。
余った力を効率よく使うために、コアを増やしたように見せて1コアに2つの仕事をさせよう!という仕組みがマルチスレッドという技術です。
クロック周波数はコアの処理スピード
クロック周波数とは、コアの仕事の速さです。
わかりやすく、パソコンで文字入力するときキーボードを見ないで打てる人と、見ないと打てない人がいたとして、同じ時間で打った文字数がクロック数の差だと思ってください。結果は見なくてもわかります。
クロック周波数は、CPUの性能に関わりますが、コア数やスレッド数に比べると重要度は下がります。
昔はクロック周波数の上昇がCPUの性能アップの要でした。
しかし、近年ではマルチコアの一般化や処理の負荷が大きくなったときに周波数をブーストできるようになったので、クロック周波数は3.0GHz台でも充分快適です。
CPUのクロック周波数は定格周波数と最大動作周波数の2種類があります。普段の処理は定格周波数で動作し、処理が高負荷になった場合に、最大動作周波数まで上げることを周波数のブーストといいます。
ゲーム用CPUの主要メーカーは2社!モデルについてる数字や文字の意味を解説
ゲーミングPCに搭載されているCPUは現状、intel(インテル)社の「Core i シリーズ」かAMD(エー・エム・ディー)社の「Ryzen シリーズ」の2択になります。
お互いにゲーミングPCや動画編集向きのハイスペックなPCなどに使われることの多いメーカーです。
intelはよく聞きます
逆にAMDはあんまり聞いたことがない
「インテル入ってる」でお馴染みですね!
AMDはここ数年で爆発的に伸びている会社です
主要メーカー2社をカンタン比較!ゲームはintel Core i コスパはAMD Ryzen
ゲームの処理性能は、intelのCore iシリーズの新製品が2021年11月に出たばかりなので少し優勢です。価格は同程度の性能のCPUだとAMDのRyzenシリーズがコスパに優れています。
どうしても処理性能などは新作が有利です。あくまでも、これまでの各メーカーの特徴として簡単な表を見ていきましょう。
intel Core i | AMD Ryzen | |
---|---|---|
価格 | ○ | ◎ |
一般的な処理性能 | ○ | ◎ |
ゲームの処理性能 | ◎ | ○ |
周辺機器との相性 | ◎ | ○ |
消費電力 | △ | ○ |
ゲーム性能はintel。コスパはAMD。
Core iとかRyzenの意味はなんですか?
あと後ろについてる数字もよくわかりません…
それぞれの会社が出しているCPUのブランド名です。
数字や文字は、規格や性能を表しています!
CPUのモデル名が丸わかり!文字や数字の意味は?
intelの「Core iシリーズ」。AMDの「Ryzenシリーズ」。なんだか英語ばかりで意味がよくわかっていない人も多いと思います。
そんな人のために、わかりやすくコンビニに例えて説明していきます!
まず、intelやAMDはコンビニで考えると「ローソン」や「ファミリーマート」だと思ってください。
そのコンビニ2つには、似たようなチキンが売っています。これがCPUです。
しかし、各コンビニは似たようなチキンでも「Lチキ」や「ファミチキ」など自社ブランドの名前をつけて販売します。このチキンの名前が「Core i」や「Ryzen」になるわけです。
そして、文字や数字は規格や性能を表すものです。
ローソンのチキンには、普通のLチキ以外にも更に美味しい「黄金チキン」や「骨付き黄金チキン」などがあります。
値段は高くなるが更に美味しい「黄金チキン」は性能。骨がついている「骨付き黄金チキン」は規格。このようになります。
規格はゲーム用途ならintelならK付きと無印。AMDならX付き、G付き、無印だけ見れば大丈夫です。
絶対に失敗しないCPUの選び方!ゲームタイトルとの相性ってある?
CPUとゲームの相性ってあるんですか?
例えばこのゲームにはこのCPU!みたいな
面白い質問ですが答えは「無い」です
CPUは力関係がハッキリしてるので下位モデルが上位に勝つことはあまり無いです。
ゲーム性能が高いCPUはありますけどね!
特定のCPUと特定のゲームタイトルの相性はありません。同クラスのCPUを使えば似たような数値が出ます。
しかし、ゲーミング性能が良いCPUというものはあります。ゲーミング性能が良いCPUを選んでおけば購入後に失敗した…という思いをしないで済みます。
ゲーミング性能が高いCPUとは、シングルスレッド性能が高いCPUです。
CPUの中の複数あるコアのそれぞれの性能(1コアあたりの性能)のこと。ゲーミング用途ではシングルスレッド性能が重視されることが多い。
- シングル性能が低い8コア16スレッドのCPU
- シングル性能が高い6コア12スレッドのCPU
上の2つを比べると6コア12スレッドのほうがゲーム性能では上になる。
最近流行っている、大人数でのバトルロイヤルゲームやオープンワールド系のゲームではマルチスレッド性能も必要になってきましたが、まだまだシングルスレッド性能を重視するゲームは多いです。
シングルスレッド機能が高いCPUを選べば、コストを抑えながらゲームを快適にプレイすることが出来ます。私がオススメするコスパ最強のCPUは「Ryzen 5 5600X」です。
intelが2021年11月に発表した「Core i5-12600K」も非常にコスパに優れたCPUですが、発表直後は値段が高騰して安定しないので今回はさわり程度。
ゲームするなら「Ryzen 5 5600X」がコスパ最強
コア数/ スレッド数 | 6コア/ 12スレッド |
クロック周波数 定格/最大動作 | 3.7GHz/ 4.6GHz |
TDP(熱設計電力) | 65W |
内蔵グラフィック | なし |
価格 | $299.00 |
「Ryzen 5 5600X」はコスパに優れたとても良いCPUです。
ゲーミングPCのCPU選びに迷ったら「Ryzen 5 5600X」にしておけば絶対に失敗しません。
現在1番人気のグラフィックボードRTX 3060Tiとの相性がとても良く、この組み合わせならほとんどのゲームは144FPS(フレームレート)が安定して出ます。設定次第では240FPSを出すことも可能です。
また、6コア12スレッドを備えていて、高いCPU性能を必要とするバトルロイヤル、オープンワールド系のゲームでも高パフォーマンスを出すことが出来ます。
また、ゲーミングPCメーカーもこちらのCPUを搭載したモデルに力を入れていて、在庫が多く納期があまりかからないのが魅力です。
Frames Per Secondの頭文字を取った言葉。1秒間に映し出す静止画の枚数のこと。この枚数が多いと映像がなめらかに見える
パラパラ漫画のページ枚数が多ければ多いほど「カクカク」ではなく「ヌルヌル」に見える様なイメージ
5600X+3060Tiで144FPSが安定して出るゲーム
- APEX LEGENDS
- VALORANT
- リーグ・オブ・レジェンド
- レインボーシックスシージ
- フォートナイト
リーグ・オブ・レジェンドは普通のノートパソコンでも動くほど軽いゲームですのでこちらはひとまず置いておいて、他の4タイトルはCPU依存(CPUにもある程度の性能を求める)が高いので5600XぐらいのCPU性能は必要です。
他にも5600X+3060Tiの組み合わせなら世界的に人気な以下の写真のゲームは全部快適に動きます。
新商品「Core i5-12600K」はモンスター級。もう少し値段が落ち着くのを待とう
コア数/ スレッド数 | 10コア(Pコア6 Eコア4)/ 16スレッド |
クロック周波数 定格/最大動作 (カッコ内はEコア) | 3.7GHz(2.8GHz)/ 4.9 GHz(3.6GHz) |
TDP(熱設計電力) | 125W |
内蔵グラフィック | intel UHD Graphics 770 |
価格 | $289.00 - $299.00 |
intelが2021年11月に発表したモンスターCPUである「Core i5-12600K」はとてもコスパに優れています。
前世代の「i9-11900K」相当のスペックを持ち、Pコア(シングル性能のパフォーマンスコア)とEコア(マルチタスクの効率化コア)を混在させることでシングル/マルチ共にスレッド性能を大幅に上げてきました。
現在発表されている数値を参考にすると「Ryzen 5 5600X」を上回る存在になり、ミドルスペック・ゲーミングPCのCPUは「Core i5 12600K」一択になります。
しかし、現在は商品が販売されたばかりで価格の高騰が激しく、各ゲーミングPCメーカーの新商品ラインナップにはまだ追加されていないため少し待つほうが良いでしょう。
価格も「Ryzen 5 5600X」と同程度で2021-2022年の狙い目商品になりそうです。デメリットとしてはTDP(熱設計電力)が同クラスの倍近くあることですが、性能とTDPはセットなので仕方なしです。
Thermal Design Powerの頭文字を取った言葉。CPUの設計上想定される最大発熱量のことである。性能に比例して高くなることが多い。最近では性能が高くて省電力のモデルも見られる。
ゲーム配信や実況をしたいならもう少し高性能なCPUが必要
実はゲーミングPCを買ったら配信者になりたいんです
ゲームをしながらお金も稼げて一石二鳥じゃないですか!
なるほど…
だとしたら、先程紹介したCPUよりも少しグレードが高いCPUが必要ですね
ゲーム配信や実況を行いたい。または興味がある方も多いと思います。最近だと顔を出さずにキャラクターと声をマッチさせるVTuberも人気になってきましたね。
先程オススメした「Ryzen 5 5600X」や「Core i5 12600K」はあくまでもゲームとボイスチャット(VC)だけをするために最適なCPUを紹介しました。
ゲーム実況配信をしたり、Youtubeに動画をアップしたいなら「Core i7」や「Ryzen 7」以上のCPUが必要になります。
ゲーム配信や実況にさらに高性能なCPUが必要な理由
ゲームの快適さは、CPUのシングルスレッド性能を重視すると言いましたが、ゲーム配信や実況は同時にマルチスレッド機能も必要とします。
ゲーム配信はゲーム処理と同時に配信の処理も行うことになるので、マルチコアかつ、シングルスレッド機能が高いCPUが必要になるということです。
性能が足りないCPUだと低画質やカクツキの原因になるので、あまり配信することはオススメ出来ません。
配信は「Ryzen 5 5600X」じゃ無理ってことか~…
無理ではないですが、カクカクした低画質の配信はストレスに繋がりますから…人気にも影響しますね…
配信するなら「Ryzen 7 5800X」ぐらいを目安に考えましょう
私のパソコンは大丈夫?CPUの性能をチェックする方法
管理人さん!友人からゲーミングPCを譲って貰ったんですけどゲームがカクカクで動かないんです…
GPUはオススメされてた3060Tiに変えたんですけど…
CPUが原因ですか?
CPUのボトルネックが発生してそうですね
CPUの性能がわかれば対策できるのでCPUの性能をチェックしましょう
グラフィックボードを最新のものにしても意外とフレームレートが出ない…結構ありがちな悩みです。
ゲームの設定をしても変わらない場合、CPUのボトルネックが発生していている可能性が高いでしょう。無料ですぐ調べることができるので確認しましょう!
快適に動いてる人は問題ないので読み飛ばしてOKです。
自分が今どのCPUを使っているか調べる方法
CPUのボトルネックが起きているかを確認するには、自分が使用しているCPUを知る必要があります。
自分がどのCPUを使っているかを調べる方法は2種類です。
CPUの名前や型番だけ知りたい人はWindowsの設定から、名前や型番に加えてもっと詳細に知りたい方はCPU-Zというフリーソフトを使いましょう。
Windowsの設定から調べる
使っているパソコンに搭載されているCPUを調べたいときは以下の手順で行います。
画面の左下にあるWindowsマークをクリック
設定の歯車マークをクリック
システムの詳細情報をクリック
右側のプロセッサという項目がCPU
CPUの種類と型番、定格周波数が書いてあります。他にもメモリ(RAM)やWindowsのバージョンなども書いています。
書いてあるCPUの名前を元に自分のCPUがどれぐらいのスペックなのかを調べましょう。
PassMarkというサイトで自分のCPU名を検索するとスコアが出てきます。
CPU-Zで調べる
自分で部品交換を行う予定で、もう少し詳細まで知りたい人はCPU-Zというフリーソフトがオススメです。CPU-Zはプロセッサ名(CPUの型番)や周波数だけではなく以下のようなことも知ることが出来ます。
- CPUのソケット名
- TDP(熱設計電力)
- マザーボードの詳細
- メモリ(RAM)の詳細
- GPU(グラフィックボード)の詳細
後から出てくるCPUのベンチマーク方法でもCPU-Zを使うのでダウンロードしておくとスムーズです。
ソフトを開くと1番にCPUの詳細情報が書いてあるのでそちらを参考にしましょう。
CPU性能を確かめよう!無料でできるベンチマーク3選
CPUの型番がわかったらベンチマークスコアを見たり、自分でベンチマークを行ったりしてCPUの性能を確かめることが出来ます。
有名なベンチマークソフトは以下の通りです。
この中だと手軽に行えるCPU-Zがオススメです。ゲーミングPC全体のベンチマークは3DMarkで行うことが出来るので用途にあわせてソフトを選びましょう。
調べたら10年前のCPUでした…
流石に厳しいので最新のCPUに交換しましょう…
YoutubeでCPU名+GPU名で検索するとゲームしている様子が見れますよ!
後からCPUだけ交換できる?買い替えや増設など後からCPUの性能をアップさせる方法
CPUが古いのはわかったんですけど、交換は自分で出来るものなんですか?
CPU交換は自分でも出来ます
しかし、注意して行わないと最悪そのCPUは使えなくなります
CPUの交換は自分でも出来ます。しかし、CPUの交換は手間や交換費用、不具合が起きるリスクを考えると初心者にオススメは出来ません。
ですが、やってみないと初心者を脱することは出来ないので、CPU交換に必要な物と注意点をしっかり読んで勉強しましょう。
現在発売されているマザーボードではCPUソケットが1つしかないため、基本的に増設は不可。理由はマルチコアなどの普及からCPUは1つで足りるようになったから。
マルチコアのCPUがなかった時代は2つ搭載することもあった。
CPUを後から交換するのに必要な物や注意点を紹介!
CPU交換に入る前にしっかりと部品を揃えて起きましょう。CPU交換に必要な部品や材料は以下の通りです。
- 新しいCPU
- CPUクーラー(付属の物がなければ)
- CPUグリス
- マザーボード(変える必要がある人だけ)
- メモリ(変える必要がある人だけ)
- 静電気対策用手袋
これだけのものを用意する必要があります。マザーボードやメモリが必要な方は規格の間違いには注意してください。
静電気対策用手袋は絶対に用意してください。普段壊れることのないPCパーツも一定以上の静電気が流れると一瞬で壊れます。
CPUグリスも後々、性能に関わるものですので安くてもいいので必須です。
注意が必要だがオーバークロック(OC)という手もある。
intelのCPUなら「K」「X」モデル、AMDのCPUなら全てのモデルがオーバークロックに対応しています。
CPUに定められている、定格周波数より大きい周波数でCPUを稼働させ続けること。ターボ機能の上限を変更する方法とは違い、下限を押し上げる方法。
オーバークロックのメリット、デメリットは以下の通りです。
- クロック周波数が上昇するのでパソコンがサクサク動く様になる
- お金を出さなくても、今以上のCPUが手に入る
- オーバークロックをしたCPUは保証対象外になる
- CPU自体の故障のリスクが上がる
- 発熱が大きくなる
- 周辺部品の寿命にも関わる
結論から言うと、オーバークロックはオススメしません。
理由は、オーバークロックをしたCPUは保証の対象外、壊れるリスクが上がるからです。
部品が壊れるとお金がかかります。それなら最初からオーバークロックをする必要のないCPUを搭載したゲーミングPCを購入した方が安く済むでしょう。
ゲーミングPCのCPUの選び方のまとめ
管理人さん!ありがとうございました!
CPUについて色々勉強出来ました!
良かったです!
今回の内容についておさらいしましょう!
ゲーミングPCでは高性能CPUを選ぶのがオススメです。
理由は、低性能CPUを使ったときに比べCPUのボトルネックが起きにくく、他のパーツの性能をフルで活用出来るからです。
他にも、高性能なCPUは性能面で見たとき長く使うことができ、保証の効かないオーバークロックなどをしないで済みます。
配信などはせず、現在のゲームを遊ぶだけなら「Ryzen 5 5600X」か「intel Core i5 12600K」を選べば間違い無く、快適にゲームをプレイすることが出来ます。
ゲーミングPCで最新のソフトを遊ぶときに、グラフィックボードを変えても症状が変わらない場合はCPUの性能をチェックしましょう。
チェックしたCPUの性能をベンチマークリストで確認し、最新のCPUと見比べることで乗り換えるCPUを絞り込みます。
CPUの絞り込みが終われば、後は交換するだけです。交換は注意をして、必ず静電気対策を行ってから行いましょう。
面倒な方や自信がない方は新しいゲーミングPCに乗り換えることをオススメします。そのときには、高性能なCPUを選ぶことを忘れないでくださいね!
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